泌尿器科
DERMATOLOGY当科について
当院は呼吸器科と神経内科の専門的医療機関であり、特に神経内科においては長期入院状態の患者様の多くが高齢の方です。神経難病の患者様は寝たきり状態となってしまうこともあり、尿路感染症や尿路結石などのリスクが非常に高くなります。なかでも尿路結石の合併率は非常に高く、結石性腎盂腎炎(結石嵌頓による尿管の閉塞状態)は緊急的に尿管ステント留置などの処置が必要となります。泌尿器科では、このような症例に対して迅速に尿管ステント留置を行い尿路感染の治療を行います。感染治療後の結石治療につきましては、近隣の総合病院を含めた地域の専門機関と密に連携を取り、適切な時期に治療ができるように対応しています。
その他には、頻尿や排尿困難などの排尿症状を訴える方がいらっしゃいます。男性では前立腺肥大症やPSA高値などの際には腹部エコーやCT・MRI検査にて迅速に診断が可能です。女性は尿路感染症や過活動膀胱などに対してOABSS(過活動膀胱症状スコア)や検尿・腹部エコーにて診断が可能となっています。また、院内のカテーテル管理や尿路性器系トラブルに関して、カテーテルの適切な選択などを含めて全病棟において認定看護師と共に徹底して管理しています。
当科は外来・入院ともにコンサルテーションシステム(院内紹介)にて診察および往診で対応しており、緊急ステント留置を含めて紹介の連絡を受けた際には、すぐに診察・処置が出来るような体制を取っています。
医師紹介
- 松尾光哲
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- 日本泌尿器科学会 専門医・指導医
- 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 腹腔鏡技術認定医
- ロボット支援手術(da Vinci)認定プロクター (膀胱・前立腺、腎・副腎)
- 日本内分泌学会 泌尿器科専門医
- がん治療認定医機構 認定医