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薬剤部

PHARMACEUTICAL

薬剤部長あいさつ

薬剤部の業務は、医師の処方箋に基づく調剤業務を始め、抗がん剤無菌調整、製剤、医薬品の在庫・品質管理、医療品情報の収集・管理、治験業務のみならず入院患者様のベッドサイドでの薬剤管理指導業務(薬品名、効能、服用方法、副作用等の説明)を実施しています。また平成30年12月の電カルの導入により患者さまの情報が薬剤部内でリアルタイムに得ることが出来、業務の効率化に貢献しています。

さらにチーム医療では、感染防御(ICT)、抗菌薬適正使用 (AST)、栄養サポート(N ST)、緩和ケア、認知症ケア、パーキンソン病ケア、筋ジスポートサービスなど様々なチーム医療に参加しています。また、医療安全管理委員会などを通じて医薬品の適正使用を推進しています。

患者さまを中心とした良質な医療と安全で安心な薬物療法の提供に努めたいと考えています。 薬剤部門責任者薬剤部長 中村敦士

スタッフ

  • 薬剤部長1名
  • 副薬剤部長1名
  • 主任薬剤師2名
  • 薬剤師2名
  • 事務職員1名

業務内容

調剤業務

安心してお薬が飲めるように、薬の量は適切か、飲み合わせは悪くないかなど処方の内容を確認して調剤を行っています。 当薬剤部における調剤の特徴は、服用しやすいように錠剤を 1 回分ずつ分包したり、簡易懸濁法を導入したり錠剤を粉砕し散剤として調剤するなど患者さまの服用状況に応じた調剤を行っています。

注射薬調剤業務

注射せんに従って注射薬の取り揃えを行います。 注射薬の投与経路や投与量、投与速度、配合変化はないか等を確認し、患者さま毎にセットして供給しています。

薬剤管理指導業務

医薬品の適正使用を進めるため、病棟毎に担当薬剤師を設置して、服薬説明をはじめ入院患者さまの持参薬の確認、併用薬の確認、検査値のチェックなどを通して副作用を早期に発見することや、病棟で医薬品が適正に保管・使用されるための情報提供に努めています。

抗がん剤無菌調整業務

がん化学療法がレジメンどおりに行われているか、患者様の検査値や状態を確認し、抗がん剤を無菌的操作で調製を実施しています。安全ながん化学療法の重要な役割を担っています。

医薬品管理業務

医薬品の管理すなわち購入・保管・供給を行っています。 中でも保管は各薬剤に適した条件で厳密に行われています。 さらに後発医薬品導入推進も行っています。 また適正在庫にも配慮して、過不足のない在庫管理に努めています。 病棟の救急カート内の薬剤の点検や交換等も定期的に行っています。

医薬品情報管理業務

医薬品医療機器等安全性情報をはじめ、医薬品の副作用、添付文書の改訂、回収、製造中止等様々な情報の収集・評価・管理を行い、院内スタッフへ発信しています。 また、患者さまやご家族の方へ薬に関する情報など提供しています。 当院において薬剤によると思われる副作用が発生した場合は厚生労働省へ報告を行っています。

チーム医療・教育

NST・ICT・摂食嚥下・緩和ケア・認知症ケア・パーキンソ病医療ケア・筋ジスポートといった医療チームの一員として、その他の医療スタッフと協力しつつ、患者さまに最適な薬物療法が行われるように努力しています。 また、新任者や医療スタッフへの講義等も行っています。

治験管理業務

現在、新薬開発に協力し認知症およびパーキンソン病、呼吸器関連の治験を実施しています。 また市販されている薬剤の副作用や効果等を調べる市販後調査にも積極的に参加しています。 薬剤部は事務局業務を主に行っていますがCRC(治験コーディネーター)と協働し、治験管理業務により一層関わっていきたいと考えています。